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豪雨被害から立ち直るために。「ゲストハウスめぐり手ぬぐい」を作りました

ゲストハウスめぐり手ぬぐい

7月の初旬に西日本を襲った豪雨。
私たちの拠点である倉敷も、大きな被害を受けてしまいました。

そこからの美観地区や真備についてのことは、以下のブログにも書きました。
倉敷美観地区に風評被害が広まらないでほしい。「#美観地区は元気だったよ」ハッシュタグを作った経緯 | 株式会社有鄰

そして、同時期から制作を進めていたチャリティ企画である「ゲストハウスめぐり手ぬぐい」が完成しました!

これは、ゲストハウス有鄰庵をはじめとして、主旨に賛同してもらった瀬戸内地方のゲストハウスが参加し、一つのオリジナル手ぬぐいを作り、それを販売した収益を各地の豪雨被害に充てる、というものです。

こちらは、実際に有鄰庵から各ゲストハウスさんにお送りした企画書の一部です。

ゲストハウスめぐり手ぬぐい企画主旨

ゲストハウスめぐり手ぬぐい企画主旨

7月中旬にお声がけして、有鄰庵以外にも13のゲストハウスに参加してもらいました。

豪雨の後だからこそ、ゲストハウスをめぐって旅してほしい

ゲストハウス有鄰庵の集合写真

「ゲストハウスめぐり手ぬぐい」という名前の通り、この手ぬぐいには「ゲストハウスをめぐって旅をしてほしい」という願いが込められています。

この手ぬぐいが完成した今となっては、交通のインフラもほぼ復旧しています。

ゲストハウスや旅が好きな方は、こういうときだからこそ、いろんな地域をめぐって、その地域の特色あるゲストハウスに泊まってほしいと思います。

それが、ゲストハウスとその地域への何よりの力になります。

例えばあるゲストハウスに行って、もしくはこの記事を読んでもらって、「ああ、ここにはこんなゲストハウスがあるんだ、今度行ってみよう」と思ってもらえたら、こんなに嬉しいことはありません。

なぜ「ゲストハウス」なのか

ゲストハウス有鄰庵の集合写真

私たち(株式会社有鄰)は、『ゲストハウス有鄰庵』という宿以外にもカフェやスイーツ店、ショップ、あるいはゲストハウスとは異なった宿などを行っています。

それでも今回のチャリティ企画をなぜゲストハウスというくくりで行うのかという点については、私たちなりの考えがありました。

それは、「ゲストハウスというものはその地域が困っていることに特に密着しているものだと思うから」です。

あの豪雨で、豪雨の直接的な被害に遭ってしまったゲストハウスも多いですが、そんな中でも地域への支援活動を続けているところも多いです。

私たち有鄰庵でも、ボランティアさん向けの特別宿泊プランを作り、基本的に毎日ボランティアセンターまで車での送迎をしています。

そうしたゲストハウスだからこそ、豪雨で困っている地域のためにお金を有効に使えるのではないかという考えがありました。

ただ同時に、豪雨で建物に損傷を受けたり、お客さんが減って経営が危なくなっているゲストハウスもあります。

もちろんそのゲストハウス自体の運営の足しにもしてもらえれば、という意図も大きいです。

そのため、この「ゲストハウスめぐり手ぬぐい」の販売利益は、各ゲストハウスにお任せしています。

大きく分けて以下のどちらかになるかと思います。

  • 豪雨被害に遭った近隣地域への寄付金、義援金にする
  • 自分のゲストハウス運営の足しにする

ゲストハウス有鄰庵の場合の使い道

「ゲストハウスめぐり手ぬぐい」を有鄰庵(もしくは美観堂のECサイト)で購入していただいた分の販売利益については、半分ずつを以下に充てさせてもらいます。

  • 同じ倉敷で豪雨による大きな被害に遭った真備町に直接寄付をする
  • 有鄰庵の運営の足しにする

ぜひ皆さんの旅をお待ちしています

ゲストハウス有鄰庵の集合写真

この「ゲストハウスめぐり手ぬぐい」、上記のゲストハウスでは(在庫がある限り)販売しています。

有鄰庵でももちろん販売していますし、有鄰庵のお隣のお店『美観堂』の通販サイトでも販売をしています。
ゲストハウスめぐり手ぬぐい – 美観堂

そして手ぬぐいを手にしたら、ぜひ気になるゲストハウスにもたくさん足を運んでみてください。

この手ぬぐいがそのきっかけになるといいなと思っています。

この記事を書いた人

犬養 拓

有鄰庵(株式会社有鄰)の代表取締役。母方が倉敷にゆかりの深い大原家ということもあり、愛着のある倉敷のために2015年1月より有鄰庵に加わり、2016年7月から代表に。 「心の豊かな暮らしを創る」ことを目指す。 好きなものはリラックマ。