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*大原美術館に行ってきたよ・その1* 岡山ゲストハウス

こんにちは◎
じつはアートにも興味がある「はた」です*
そんな私が今回訪れたのは…「大原美術館」です!
大原美術館は倉敷の実業家、大原孫三郎が「広く社会に意義あること」として建設した美術館で、4つの館〈本館/分館/工芸・東洋館/児島虎次郎記念館〉から成っています。
内容も盛りだくさんなので、何回かにパートを分けて紹介していきたいと思います◎
最初に紹介するのは、、、
工芸・東洋館

展示館の一部が鮮やかな朱色で目を引きます
この館では以前にちょろっとおはなしした「民芸運動」に関わっている、
浜田庄司 バーナード・リーチ 富本憲吉 河井寛次郎(いずれも陶芸) 棟方志功(木版画) 芹沢銈介(染色)
そして大原孫三郎と親交の深かった児島虎次郎が収集した東洋の古代美術品が展示されています。
残念ながら館内では撮影が禁止されているので、これは実際に観て楽しんでほしい!
ひとくちに陶芸といっても作り手によって個性が様々で、バーナード・リーチの作品は日本になじみ深い焼き物でありながら、西洋的な絵付けでなんだか不思議な感じ。
「模様から模様を作らず」を信条とした富本憲吉は鮮やかな色遣いと繊細な模様が素敵!
棟方志功の部屋では現在、若手の作家さんの作品もいっしょに展示されていて、生き生きとした志功の版画とのコラボレーションを楽しむことができます◎(28日まで。)
そして私が特にお気に入りなのが芹沢銈介の染め物作品!
今でも色褪せない鮮やかさも魅力的ですが、身近なモチーフを大胆にデザインしたり、絶妙な線画で描いたり、現在においても新しい感じがするんです!すごい!!

※画像は記憶をもとにはたがスケッチしたイメージです もっときれいだよ!
なんというか………
モチーフへの敬意が感じられる気がして、、、
なんだかやさしい気持ちになりました♪
お気に入りの一点が見つかると、美術館はとっても楽しくなります。
次の館にはどんなものがあるのかな……!?
ところで、、、
西洋絵画の巨匠、クロード・モネはその代表作に睡蓮を描いたものがありますが、なんと!
この工芸・東洋館のすぐ側にモネの描いた睡蓮を株分けしたものが植えられているのです![#IMAGE|S56#]

ちょうどきれいに咲いてる*
フランスのモネの庭からやってきた睡蓮………
巨匠の目にはどんな風にみえたのかな、、、
実は美術館本館にはモネの描いた睡蓮が展示されているのですが、そちらはまだまだ研究中
次回に続きます◎
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この記事を書いた人

畑上 朝海

有鄰庵のゲストハウスの女将をつとめながら、デザイン部門も担当。武蔵野美術大学でコミュニケーションに関わるデザインを学ぶ。地域に根ざした有鄰庵の働き方のビジョンに共感し、2014年に埼玉から倉敷へ移住。寝ること、食べること、実家の飼い犬、稲荷の狐が好き。地域の役に立つデザインを探求中。