アイビースクエアあれこれ 番外編 ~倉敷駅北口~
おはようございます、明日は第3日曜日。
駅前の商店街で開かれる三斎市が楽しみなうーちゃんです。
倉敷に初めて来たときから思ってました。
「どうして駅前にこんな広いところがあるのー?」と。
駅出口から続く円を描く歩道橋と時計塔のある広場。
その向こうにどーんとショッピングセンターが構えてます。
現在この一帯にはアリオ倉敷、三井アウトレットパーク倉敷、そして倉敷みらい公園があります。
地図で測ると倉敷美観地区全体とだいたい同じ広さでした。外周がだいたい30分くらい。
駅から徒歩1分の好立地にこの広さ。なんでだろう?操車場の跡地かな?
そう、この場所にはテーマパークがあったんです。
デンマークの首都コペンハーゲンにある世界最古の遊園地「チボリ公園」をモデルにしていて、園内は美しい花と木々に溢れていたそうです。
1997年にオープンした当初は賑わっていたそうですが年々入場者数が減ってしまい、惜しまれつつも2008年に閉園しました。
実はこの敷地内に当時を偲ぶことができるものがいくつかあります。
倉敷工場に関しては石碑がいくつかあります。
完全電化で最新鋭だった万寿工場を視察され、大原孫三郎自身が案内したといいます。
チボリ公園に関してはまずはこちら。デンマーク皇太子による記念植樹のトチノキです。
それからチボリ公園のパネルを一部拡大したこの写真。南北が逆さになっていますが、駅の北側に丸い歩道橋のある広場が整備されています。
冒頭で紹介した駅から繋がる歩道橋と広場は倉敷チボリ公園と一体で整備されたものなのです。
週末には大勢の人で賑わう北口エリア。