日常生活に新たな発見を
広島から倉敷滞在をしているあやです\(^o^)/
まず皆さん、「民芸」という言葉の意味を知っていますか???
「民芸」とは「民衆的工芸」という意味で、
鑑賞を主な目的とする美術工芸品に対して、
人々の暮らしの中で使われる丈夫で美しい品々のことを民芸品って呼ぶんです。
そんな「民芸品」が倉敷民芸館には展示されています。
2014年12月5日(金)~2015年3月29日(日)までの期間は
企画展「李朝名品展」ー帰ってきた虎ー をやっているので
今しか見ることのできない工芸品を見ることができます!
(四瞳猛虎鵲図の展示期間は2015年1月2日(金)~1月25日(日)まで)
ですが、「李朝名品展」???
そんなことを言われてもあまりピンとこないと思います。
「李朝」ってなんやねんヽ(`Д´)ノ
と、思わずツッコミをいれたくなると思います。
「李朝」とは、14世紀末から20世紀初頭まで
約500年間朝鮮半島を支配した李家による王朝のことです。
朝鮮半島のことねヽ(*´∀`)ノ
と、理解してもらったら大丈夫です。
王朝の工芸品だから
さぞかし豪華できらびやかな工芸品なんだろうな(`・ω・´)
と、想像すると思います。
しかし、李王朝時代は
国内の紛争や外国の侵略に苦しめられたため
純粋な美追求のための美術はあまり育ちませんでした。
そのため、身分の上下を問わない
生活の充実を目的とした実用のための生活工芸が
ほかの国には見られないほど育ちました。
貴族も庶民も「鑑賞性」とは無縁な、
ひたすら「用」のための単純簡素なものを用いていました。
より便利で使い勝手が良いものを作るよう
追求していたみたいです。
実用のための工芸を追求しているため
箒ひとつとっても様々で
その箒をどこで使うかでもまた違ってきます。
この箒は玄関を掃くとき専用
この箒は床のゴミを取るとき専用
棚のホコリを掃くとき専用・・・。
いろんな角度から見ると
たくさんの発想が出てきます。
自分の家に帰って、家にある箒を見たとき
この箒は柄が長くて掃きやすいから
外の落ち葉集めに最適だな!(^o^)/
なんて思ったり、