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まっすぐ育つように!い草の”網かけ”をしてきました!

こんにちは◎

女将のはたがみです。

 

先日、有鄰庵の姉妹店である『ゲストハウスいぐさ』でい草の”網かけ”のお手伝いをしてきました!

『ゲストハウスいぐさ』があるのは倉敷のおとなり早島町。

ゲストハウスとして世界中からゲストさんをお迎えする一方で、昔から盛んだったい草(畳の原料になります)の農業も行っています。

 

”網かけ”とは?

網かけとは、これから伸びてゆくい草が倒れずまっすぐに育つように、目の大きな網をかけて成長のガイドをつくる作業です。

また、均等な網目に沿ってい草がまっすぐ伸びることにより、陽の光も一様に浴びることができるのだそうです。

質の良いい草が育つためのとっても大切な作業なんですね!

いつもい草の栽培でお世話になっている地元の農家さんに教えていただきながら作業を進めていきます。

私はこのい草の田んぼを訪れたのは今回が初めて。

泥に足を取られないように気をつけながら……

 

 

 

最後にい草の色をきれいにする肥料を撒いてこの日の作業は終了。

ふだんは田んぼに入ってこんな作業をする機会がないのでとっても新鮮な体験でした!

田んぼに水が入っていく様子や風にゆれるい草は清々しくって、見ているだけでおだやかな気持ちになりました。

自分がなにかひとつ、い草が育つ工程に携わるとそれだけで「ぐっ」とい草に愛着がわいてきて、

今後の成長がとっても楽しみになりました!

 

そして気になる今後のい草スケジュール、

2017年、い草の刈り取りは7月8日(土)9日(日)

 

「早島・倉敷花ござまつり」で行われます。

 

この「早島・倉敷花ござまつり」では、特産の花ござをはじめ様々ない草グッズの販売や、ワークショップなども開かれる予定です。

 

今から花ござまつりが楽しみです!

当日いっしょに刈り取りに参加してくれる方も大歓迎ですよー!

 

 

この記事を書いた人

畑上 朝海

有鄰庵のゲストハウスの女将をつとめながら、デザイン部門も担当。武蔵野美術大学でコミュニケーションに関わるデザインを学ぶ。地域に根ざした有鄰庵の働き方のビジョンに共感し、2014年に埼玉から倉敷へ移住。寝ること、食べること、実家の飼い犬、稲荷の狐が好き。地域の役に立つデザインを探求中。