有鄰庵のロゴを新しくしました
こんにちは。
有鄰の代表をしています犬養です。
この度、有鄰庵と、その有鄰庵を運営している株式会社有鄰、二つのロゴを新しくしました。
これまで、有鄰庵のロゴって、有鄰庵や株式会社有鄰が本当に目指したいものを完全には表現できていないんじゃないかな、と思っていました。
創業者の中村さんにロゴのことを訊いても、それほど強い思い入れがあるようでもなかったので、それでは有鄰庵や株式会社有鄰が目指すものをもっと表現できているロゴにしよう、と変えることにしたんです。
株式会社有鄰の新しいロゴ(CI)
というわけで、株式会社有鄰としての新しいロゴはこちら!
これはCI(=Corporate Identity)の一部としてのロゴで、これまでなかった企業理念も策定したんですが、それはまた別の時に(ここではロゴの話にフォーカスしてお話します)。
横書きバージョンはこちら。
倉敷美観地区の街並みで特徴的なのが、ナマコ壁の建物が並ぶ佇まい。
その倉敷を拠点に事業展開をしていく株式会社有鄰のロゴは、そのナマコ壁の建物をモチーフとして、要素を削ぎ落としたデザインにまとめてもらいました。
一軒の家、一つの家族のように、ここで働くスタッフの幸せもつくっていく、という企業姿勢も表しています。
ゲストハウス&カフェ「有鄰庵」の新しいロゴ
続いて、ゲストハウスとカフェの「有鄰庵」のロゴはこちら。
企業CIと同じく、美観地区にある店舗としてナマコ壁の建物をモチーフとしながら、企業CIのように会社としての信頼感よりも個人のお客様に対しての親しみやすさに重点を置いたデザイン。
屋号紋のようでもありながら、シンボリックな記号のようにまとめてもらいました。
海外のお客様も多いことから、英字での名称も組み合わせた基本デザインに。
これらの新しいロゴをもとに、名刺も一新しました。
名刺については、これまで一部の社員しか持っていなかった(配布されていなかった)んですが、これを機に全ての社員、そして希望を言ってもらえればアルバイトさんの分も作りました。
ロゴを作ってから嬉しかったこと
上で書いたように、何人かのアルバイトさんから「名刺ください!」と言ってもらえたことも嬉しかったんですが、もう一つ、特に嬉しかったことが一つあります。
僕が代表になってから、有鄰庵では毎月1回、全部署のスタッフが集まって部署の報告をしながらおしゃべりをする「お茶とおやつの報告会」というのをやっているんですね。
11月に開催した「お茶とおやつの報告会」で、新しくアルバイトで入ってくれた女性が、自己紹介の時にとても嬉しいことを言ってくれてました。
40代の主婦の方なんですが、「これまでパートをしてきた中でこんなに温かい職場はなかった、まるで一つの家族みたいです」って話してくれていたんです。
その主婦の方には、僕からこのロゴの意図をちゃんと説明したことはなかったんですが、僕が「こういう会社であったらいいな」と思うような会社になってきているのかなと感じて、とても嬉しかったです。
会社であるからには、事業について真剣に考え、売上と利益を出していくことも大事ですが、僕はそれと同時に一つの家族のような集まりであったらいいなと思っています。
有鄰庵と株式会社有鄰、これからもそういった雰囲気をもっていたいものだなと思います。
このロゴを作ってくれたのはnottuoさん
このロゴを作ってくれたのは、岡山県の西粟倉にあるデザイン会社・nottuo(ノッツォ)さんです。
ロゴに限らず、有鄰としてはなるべく岡山県内の人と仕事をしたいと思っています。
nottuoの代表でもある鈴木宏平さんは、以前からポートフォリオを拝見していて、ぜひ一緒にお仕事をしたいと思ってたんですよね。
実際に、初めてSkypeでお話してからお会いしてロゴが完成するまで、とても気持ちよくスムーズにできました。
社内のスタッフにも、外部の協力者にも恵まれて、このロゴが出来上がりました。
あとはこれをもとに、ますます会社として頑張っていきたいですねー!