倉敷の街で薬師寺氏の残した建物
大原美術館を訪れてから気になっていた
薬師寺主計(やくしじ かずえ)という建築家。
この方の残した他の建物を訪れてみました。
まずは“第一合同銀行倉敷支店”
現・中国銀行倉敷本町支店
有鄰庵の向かい側にある建物です。
こんな近くに薬師寺氏の建物があったとは^^
この建物は薬師寺氏が倉敷で設計した
記念すべき最初の建物なんです!
とってもお洒落な銀行ですよね。
窓にはステンドグラスが施されています。
パステルカラー調のきれいな色合い。
昼間も素敵ですが、
私は夜の方がよりステンドグラスの美しさを感じられる気がします。
中に入ってみると天井が高く、白壁造り。
光が四方から入って、壁に反射するので
とっても明るく、開放感があります!
そして、柱や天井には装飾が施されています。
ゴテゴテした感じでなく、すっきりとした彫刻でした♪
次に訪れたのは“鶴形山トンネル”
こちらも有鄰庵のすぐそばですね。
観龍寺の下を南北に横断するトンネルです。
このトンネルは大正15年の皇太子行啓の際に記念としてつくられたそうです。
前回、大原美術館の回で紹介した今橋と同じくらいの時期ですかね。
訪れたのは昼前でしたが、
以外と交通量の多いトンネルでした。
そして、一見ホテルにも見えるようなたたずまいのこちら
“倉紡中央病院”
現・倉敷中央病院
この病院について周りから事前に話を聞いた時、
”温室”があるよ、と教えてもらいました。
病院に温室って??という感じでしたが、
実際に訪れてみて、その空間の温かさに驚きました。
大原美術館も設立した大原孫三郎氏が
この倉敷中央病院の創立者なんです!
大原氏は倉敷には本当に欠かせない方ですね^^
この病院について、くわしく次の回で紹介したいと思います。
以上、有鄰庵カフェでヘルパー中のchiakiでした。