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有鄰庵での仕事旅行体験記 by たっちゃん

ゲストハウス有鄰庵集合写真

こんにちは、宿長のうーちゃんです。

 

「出張ゆうりんあん in 大阪」のページはみなさん見てくれましたかー??

まだの方はぜひこちらから↓↓

出張ゆうりんあん in 大阪 旅人さんいらっしゃ~い!
http://yuurin-an-in-osaka-0513.peatix.com

 

 

さて、みなさんは「仕事旅行」って聞いたことありますか?

仕事旅行社さんが手がける仕事旅行では
実際に仕事の現場を訪問することで、普段の生活では経験できない仕事を見て知ることができます。

お仕事の舞台裏をのぞけたり、現場に立つ人の話を聞けたりするってなんだかワクワクしますよね!

 

実は、有鄰庵でも「ゲストハウスのスタッフになる旅」を掲載しています。

「ゲストハウスのスタッフになる旅」を体験できる仕事旅行社さんのページはこちら↓↓

ゲストハウスのスタッフになる旅 倉敷の有鄰庵で人と繋がる。スタッフとして、旅人として。|見たことない仕事、見に行こう。仕事旅行
https://www.shigoto-ryokou.com/detail/559

 

今回のブログは

ゲストハウスのお仕事体験で有鄰庵にやってきた「たっちゃん」の体験記です!

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こんにちは!今回仕事旅行社の「- ゲストハウスのスタッフになる旅 -」を経由して有鄰庵さんにきました、たっちゃんです!

実は、有鄰庵さんでのスタッフの旅を体験した次の日から1週間とちょっと新婚旅行で瀬戸内+沖縄を旅することになっていました。
結婚した奥さんもゲストハウスをやることにすごく興味があり、僕自身も昔から自分のスペースを持つということに非常に関心があり、今回の新婚旅行中でもいくつかのゲストハウスに宿泊する予定になっていたのですが、ちょうど新婚旅行前日に予定が空いていたのと、今回の「 ゲストハウスのスタッフになる旅 」の枠があったこと、内容にも非常に興味があったため、将来へ向けてのいい経験になるかな?と思い、応募させていただきました。

有鄰庵さんは、倉敷の観光スポットでもある美観地区にありました。
場所自体はそんなに難しくない場所にあるのですが、歩いていると有鄰庵さんを通り過ぎてしまっていた僕・・・

というのも、有鄰庵さんはお昼にカフェをやっているのですが、そのカフェのお客さんが長蛇の列をなしていて、ずいぶん繁盛しているお店だなぁと眺めて普通に通り過ぎてしまっていました。
最初、そのカフェが有鄰庵さんだと気づかなかったんです。笑

そんなこんなで色々ありましたが、有鄰庵さんに到着したのが15時。
代表の犬養さん、宿長の鵜野さんが迎えてくださいました!

最初は、蔵という名前のついたスペースで、有鄰庵さんのこれまでの経緯、今やられていること、代表の犬養さんの思いを熱々と語ってくださいました。
そしてゲストハウスをやることに興味があるという僕のために、アドバイスまでいただけました!笑
直接犬養さんのようにゲストハウスの代表をやられている方からアドバイスをいただけるなんて、なかなかない貴重な経験ですよね!

お話や質問が終わると、カフェからゲストハウスに内装を切り替えるための作業手伝い、MTG参加など、本格的な仕事体験がはじまりました。

有鄰庵さんはお昼〜17時まではカフェ営業、18時30分からゲストハウス営業となるため、カフェとゲストハウスの切り替えをスムーズに行わないといけません。
そのため、17時〜18時30分の切り替え作業や、ゲストハウス営業のMTGは、かなりテンポよく行われていました。

特に印象に残ったのはMTGです。
短い時間の中でも、その日泊まられるゲストさんの情報の共有、ゲストさんが円滑にコミュニケーションできて楽しんでもらえるための気配りや配慮などが適所になされており、濃密なMTGだなぁという印象でした。

18時30分からは、ゲストハウスの宿泊者として過ごさせていただきました。

ここでまた有鄰庵さんのこだわりが感じられるイベント(?)がありました。

有鄰庵さんでは、なるべく全員のゲストさんに18時30分にチェックインしてもらうようにお願いをしています。
というのも、ゲストさん同士が交流しやすくなるように、その日のスタッフさん・ゲストさんが全員集合して、自己紹介タイムをするのです!

実際に宿泊者として体験したのですが、この自己紹介タイムをすることで、他のゲストハウスのお客さんとすごく打ち解けることができるのです!
おかげで、楽しい夜を過ごすことができました。

自己紹介タイムや、ゲストさんに対するスタッフさんからの説明の時も、随所にゲストさんが交流しやすくなるこだわりや仕掛けがたくさんあり、細かな気配りが人気の理由なんだろうなぁ〜と、色々な思いを馳せながら素敵な時間を過ごさせていただきました。

翌朝は朝食からスタート。
起床〜朝食までは、再び宿泊者として過ごさせていただきました!

有鄰庵さんはオリジナルの醤油を販売もしているのですが、そのオリジナル醤油を使ったたまごかけご飯をいただきました。
最近、個人的に醤油にはかなりこだわりをもって過ごしているのですが、オリジナル醤油がまた美味なこと!

9時からは、カフェ営業をするための準備。
僕は主にお掃除などの準備を体験させていただきました。

掃除は、特別な内容が含まれているわけではなく、言ってしまえばどこのゲストハウスさんでもやるであろうお掃除。
でも、そのお掃除からくるゲストさんへの思いやりを感じるスタッフさんの一つ一つの動きに、何気ない内容のはずなのに、とても感銘を受けたのは、今回の一番のダイジェストかもしれません。

普段家で過ごしていても、掃除はそれなりに誰しもがすると思うのですが、有鄰庵さんでのお掃除などのお仕事を体験することで、普段自宅で行っている掃除も、もっと思いを込めて・丁寧に・こだわりともってやっていこうという強い情熱を帯びることができました。
また、1ヶ月や、それよりも短い期間でヘルパーさんに従事されている方にも、きちんと有鄰庵さんの精神が染み付いているぁと感じられたことも、非常に印象的でした。

お掃除を通じてこういう気持ちになれること、なかなかありそうでないことだと思うのです。
日常の延長線上にあるような物事・細かい行為の大切さを、2日間を通じて学ぶことのできた有意義な時間でした。

「居心地の良い場所を創る」
言葉にしてしまえば簡単なことかもしれないけれども、色々なことの積み重ねで成り立っているんだなということを垣間見ることができたのが有鄰庵さんでの体験で得られたことです。

ゲストハウスだけでなく、「コミュニティ」や「場所を作る」ことに興味がある方には、ぜひ体験していただきたいなぁと思った、有鄰庵さんでの「ゲストハウスのスタッフになる旅」でした!

この記事を書いた人

鵜野 圭輔

有鄰庵のゲストハウススタッフ。地元は福岡。東京の大学で英語と教育について学ぶ。学生時代に18きっぷ旅で有鄰庵に泊まり、世界中からやって来る旅人が交わる「くるま座」に感銘を受け、2015年4月よりスタッフになる。主に海外向けの情報発信や英語での倉敷案内を担当。ときどきみんなにカレーをふるまう。