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憩いの倉敷中央病院

型絵染人間国宝、芹澤けい介さんのステンドグラスが見たくて、倉敷中央病院へ。
 ※「けい」は金偏に圭
10年前に大原美術館で芹澤けい介さんの作品を見てから、卓上の月別カレンダーを買うほど好きなんです!

近くまで行くと、赤い屋根とともにパッと目の前に現れる大きな建物。
近代的な高層の建物と、周辺のかわいらしい小さな建物にも目を奪われます。
(写真は撮れないのが残念…)

あくまでも病院なので、お邪魔します…という気持ちで入ります。

歩いているうちに、敷地が大きいので迷ってしまった私…

昔ながらの赤くて細いポストを発見!
手紙を投函してみたくなります。
(北海道帯広市の骨董屋さんから来た現役だそうです![院内散歩マップ]より)

廊下を進んで、時空回廊IDEAに。
ビデオと資料で、倉敷中央病院のことを詳しく知ることができます。
まずここに来て正解!

創立50周年に新病棟を建設した際に、【赤屋根瓦を再利用することで、創立時のイメージを残しました】(ビデオ字幕より)と知って、あの赤い屋根は倉敷中央病院を象徴するものだということを理解。
きっと倉敷市内を一望できるところから見たら、「あの赤い屋根は…」と説明できちゃうほど倉敷市の鬼瓦屋根の中でも際立つはずです!

そして、倉敷中央病院のシンボルマークは【2枚の蔦と3本の柱】。
【いつも一番に迫ろうとする希望に満ちた二、三番の謙虚な気持ちで不断の努力を続けるべきである】(展示資料より)。
ここにもニサンの精神が!
倉敷紡績の昔の社章と同じです。
 ※児島虎次郎記念館ブログもご覧ください

IDEAの展示で倉敷中央病院をより知ることができましたが、まだ迷子の私。

警備の方にステンドグラスの場所を尋ねると、[見所満載!院内散歩マップ]をくださいました。
(倉敷の方はいつでも親切にしてくださいます。東京から来た私は毎回感動します!)

改めて…中央玄関から入ってみます。
見上げると芹澤けい介さんのステンドグラスが。

[院内散歩マップ]によると、【「海」と「山」の一対】になっていて、
【北側の深山に舞う鷹は本院を見守る創設者大原父子で、南側は癒されて瀬戸の海に帰る水鳥が描かれています。】とのこと。
ついつい、木にとまってドンとかまえているのが孫三郎さんで、高く気持ちよさそうに飛んでいるのが總一郎さん、癒された水鳥は病院を出た患者さんかな、と考えてしまいます。

院内にはタイルやヨーロッパ名画が、壁に飾ってあります。
そう!
こちらにも児島虎次郎さんがフランスで購入した複製画が飾ってあります。

待合室は、あたたかい雰囲気。
いままで行ったことのある病院と明らかに雰囲気が違います。

廊下を歩くと、いたるところに椅子が置いてあって。
座ってみたくなる椅子と空間が、いたるところにあります。

照明も、それぞれの場所にあわせて変えてあります。

飾ってある花で、ご夫婦の会話が弾んでいて。

熱帯魚の泳ぐ水槽には、餌をあげる時間が書いてあります。
ペットがわりのお気に入りの熱帯魚が、餌を食べる姿をたのしみにしている患者さんがいるのかもしれません。

温室内は冬でもほどよく暖かい。
ピンクと紫の睡蓮の花が咲いていて。
熱帯植物の木陰にもベンチ。
外出できない入院している患者さんの気分転換になります。
ウトウトしている方もちらほら。
あぁ、気持ちよさそう…

心地よい空間に浸っていると、さきほど見たIDEAの展示資料にあった大原孫三郎さんの言葉を思い出します。
倉敷中央病院の建設方針として、シンボルマークにもある三本の柱。
 【設計はすべて治療本位】
 【病院くさくない明るい病院】
 【東洋一の理想的な病院】

ここは患者さん本位の病院であり、憩の場所。

大原孫三郎さん、總一郎さんの意志を確かに感じることができました。

院内には、しだれ桜のライトアップのあるセントラル庭園や、医療情報の庭(病気に関する本を集めた図書館)、屋上庭園もあります。

倉敷中央病院にいらしたら、ぜひ[見所満載!院内散歩マップ]を片手に
(患者さんの邪魔にならないよう)巡ってみてください。

倉敷中央病院のホームページ
 ※今回ご紹介した場所も含めて、TOPページから「当院について」→「院内散歩」でご覧ください

以上、一ヶ月ヘルパー体験中かつ倉敷二週間目のKiYoNoがお送りしました。
みなさんも倉敷がすきになってくれますように…

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この記事を書いた人

urinan

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有鄰庵のスタッフです。2016年11月以前に書いた記事は、全てこのアカウントが「書いた人」になっています。